物資を避難所に届ける

被災者の方々は、私たちの次元どころではなく情報が全く入っていない。何処で何があって、どうなっているかも。原発など気にしている間もない。そんな事より家族、知り合いの安否は? 寒さ、明日の食事は、、?避難所の張り出しの多くは、家族、親戚の安否を伺う、報告、連絡するものだった。点滴、紙製品、毛布。車から降ろしているとボランティアや看護士さんたちが走ってきて、何度も何度もお礼を言って下さる。当たり前にあるものが行き渡らない。交通、通信の断絶で、我々が当たり前にできること、しなければならないことができない。お礼など、言って頂けるようなことは何もしていない、できていない!自分の無力さと無念さの中、帰路につく。